世間に負けたくねぇ

2004年10月27日
妊婦とは分けてみたわ。
これはフェミ系のお話。

小心者で、実は子リスのように大食らい、じゃなかった、気の弱いあたしは、妊娠したときに、一応、考えたのよ。
嗚呼、産まれてくる子は、もしかしたら、あたしのせいで、義父や弟に祝福されないかもしれない。
生まれたときから、人から疎まれてしまうなんて、なんてかわいそうな子なのかしら!
ってね。

で。
嗚呼、あたしさえ、姓を変えれば、義父も弟も、あたしたちの結婚や出産を受け入れてくれるかもしれない。
ってね。

ところが、だ。
「常識に従えば愛してやるよ、受け入れてやるよって感じで、祝福されたって、なんか、世の中に負けたっぽくてムカツクじゃん」
ですって!
言っとくけど、あたしの台詞じゃないわよ!
あたしの夫だわよ。
嗚呼、やっぱりこの人、あたしの夫なのねぇ
って思ったわ。

そもそも、「赤ん坊は、祝福されなければ」ってのも、どうかと思うのよ。
あたし、子どもの頃、「自分は捨て子だった」妄想に萌えたわよ。「あたしの両親は、道ならぬ恋に落ちた恋人達で、反対されて駆け落ち同然で結婚して、だから自分の誕生を祝福してくれたのは両親だけだったの」
くぅぅ・・・。いいじゃん、ドラマチックで。羨ましいぞ、我が子よ。
確かにね、愛はもらえるほうがベンリだけど、それを目的に生きるのは窮屈。
生きたいように生きられれば、愛されなくたって、別にいいのよ。
愛するのは、やめられないけどね。

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